"エ"から始まる推しの話
寒くも暑くも不快感もない謎の気候に惑わされております。 常に惑っては目も泳いでる三月、皆さまはどのように過ごされてますか?
おはようございます。かな鴫野です。
して今回のブログでは『エから始まる推しの話』をしに来たワケですが
ATTENTION❗️です。かな鴫野の感想文でしかありません。あと時系列整理のために「当時」という言葉多いです。 ごめんなさい
大体の人は単純に好き だったり人生の琴線に触れた 何かを「推し」と言うと思うのでして、皆さまにもそういうの、居るのではないでしょうか。
何気ない日々の「好き」「嫌い」「めっちゃ好き」みたいなモノをセンスで処理する中、各々それぞれの回答があると思います。
どこから話せばいいのか。自分は重い人間ですから、どうしてもオタクと思考を切り離せないんですね。
性別の話や込み入った男女についても。強く生きたり、優しいってなんだァとか思いやりについて。
これオトナブログでも書いた気がするな。
……みたいなことに一定の理解やセンチメンタルを持った方、どうしても
グランブルーファンタジーのエウロペさんが思い起こされて。
麗しき水星の美姫である彼女、力試し・試練と称して「相見える」のですね。敵ながら淡々とした物言い、反した攻撃と言葉の苛烈さ
「堕ちよ」 「悲嘆に暮れよ」 なんて言っちゃったりするんですね。
そのアップダウン度、何を考えて、どんな運命を持っていて…なんて事をずっと考えてて。エウロペさんのいい事と言えばプレイアブルユニットだった事。悪いことといえば限定かつ非チケット対象だった事。
人(?)となりをもっと知るためにはユニットを手に入れないといけないのは当然で。ぜんっっぜん引けないまま、何も分からなくて、気合で天井して無理やり迎え入れました。 運命をねじ曲げて無理やりガブリエルを脅迫したルート…とか当時ヒネてた。
ストーリー中実はそこそこ団長のことを見ていてくれて、そこそこ甲斐甲斐しいのですが、まあ圧倒的に「ガブリエル」「ガブリエル」が多くて。
あぁそっかガブリエルを大事にしてて、そのガブリエルの提案で船に来て、ガブリエルの美しさだったりエウロペ自身がもっと美しいモノを見たくて…。
季節コミュでもガブリエルの事が多め。
悪い意味でソシャゲらしいバイアスのせいで甲斐甲斐しさすらサービスに見える部分があって。実際はエウロペもガブリエルも非常にやり手な上に人格者。強いて言うなら水着ユニットではガブリエルとツーショットだったのでアレ?と思ったぐらい。恥ずかしい
人と星を繋ぐ役として呼ばれたエウロペのはずなのに、星の獣同士で仲が良くて…やそれでも…を繰り返してる内に悩んで…育てて…
「この力、ガブリエル様のために」
ああ、あ〜。あぁ。あ〜〜。すげぇ。自分の役割を後押しされた気がした〜。全然わからない内に遠くへ行ってしまった感じがして。
その顛末を見ることもなく、なんと最近の季節コミュではガブリエルへの言及がピタッと止まって団長への親愛を見せてくれます。どんな気持ちなんだ…。ただそんな寄り添う様が、団長が男でも女でも、こうなんだろう。こうなのかな…でも性別を超えた気持ちが前に出てくる人なのかな…。
ガブリエル「いつか私と共に立てる日を」
と言っていた当初の目的を果たすために、力を貸すのを今の向き合い方としています。
って勢いで書いたけどこれみっともな!
いやずっと推しですけどゲロしょうもないっすね。強さや美しさ、考えを見られれば良いのです…。
エウロペさんが元々ある意味敵キャラだったのもあって「ヘタな仲間よりも見透かす敵」で、なんとなくこの構図が好きだったりします。
敵ながら見透かされているようで、敵だからこその距離感の。最高にカッコよくてボーカルじゃないのに歌も死ぬほどうまくて、素直で飾らない物言いで、近くにいる人を大事にできて、フォローも上手なベース弾き。コレがメロディーの支えになってるんです。びっくりした。
Tokyo 7th sisters より ライバルユニット
4Uの鰐淵エモコさんですね
ナナシス設定部分ですが
アイドル"セブンス"の引退に失望してしまった友達、九条ウメが見つけたロック音楽をエモコさんも共に向き合っていくのですが、実は特にアイドルを憎んでいるワケでもなくただ友人としてウメを支えてきたのですね。そんな二人が後のドラマー佐伯ヒナと出会い、 4Uを結成したという流れ。
"セブンス"を継ぎ、再興していくアイドル、まあ支配人率いる777★SISTERSにケンカを吹っかけてくるのが 、当初の主な行動でした。
エモコ個人としては16歳にしてメチャ美人認定されてたり、学校の先生を泣かせたり、車の免許を持ってたり、教える才、指揮上手、運動も最強…彼女を知ってる人も多いし頼られがちだけど友達だけがガチで少ない。
そんな彼女が支配人とどう接するかっていうとまぁ。死ぬほど毒舌なんですね。デレとかほぼ無い。礼は言うし音楽に真摯。
次第に4Uはナナスタに出入りしてくれるようになるのですが、この時もケチつけよう無くて、オフに鉢合う時もスッゲ〜〜〜〜〜かわいい。そんな彼女だからこそ、16歳である点が気になる。設定19歳の支配人がオトナとコドモの間で、大人への口添えが利けつつも似た目線を持つ特殊なポジション。恋もあれど、見守りたいし気になるしで。尊敬と理解とガチ恋みたいなのを抱く。 なんなんだ
ウメのアイドルとの和解、合同ライブを経た4U
既に大事な仲間を支え続け、走り抜けてきた彼女。きっとウメやヒナが幾つで出会ってようと性別が違おうとも「果てるまで」なので、4Uをみてる内にもっと知りたい気持ちと、なんで自分が男なのか(これは4Uになりたいって理由ではなくて、支配人としてフラットな立ち位置で居られたのかどうかの方を)考えてしまって。
(思いと関係が)本当である証明って(恋と肉欲の)嘘が必要なの?とかめっっっっちゃ好きなのに自分の中で納得できないというか。ある先生が「自分が男だったら推し(女)と本当に一緒にいられるのに。」みたいに言ってて。先生ー!俺は男女だけどわからないよ!悩んでるよー!悩んでるんだ…………。
本当ってなんだ?って人間に男と女しかいない以上、永遠について回る話題なんだな。好きな人が好き!を自分が許せないの、能力や自信が足りないせいなのか。
でもなんか一生この娘にはついて回りそう。一生の予感。キモっ
CVの吉岡茉祐さんはカッコよくてカワイイ所を理解しつつ演じてくれています。そもそも多才すぎる面やCute&Coolなところが重なっていて、台本外でもあの毒舌を再現できるのですね。エモコのファンであると同時にエモコを作り作ろうと考える方という証左に他なりません。素敵
して、自分の性別がネックになるヤツ、男女関係って恋愛だけじゃないよね。とか、別れてからも三人でいたいって言ってたヤツの別れ話を仲裁した時も自分が女子だったらあの後も三人で遊べてたのかなとか。根ざすもの多いっすねえ!
*
エから始まらない。というかオタク的な「推し」とも違うのですが「カードキャプターさくら」より大道寺知世さんは
自分の考えをより補強してくれました。
作品自体とても優しくて、人を想う事や「一番大事な人」というキーワードと共に男も女もそれぞれ自分の性別を自覚しながらも大事な人を想う…みたいなテーマがあります
はとこでもあり大親友の木之本さくらを一番近くで見守ってきた中、さくらの失恋やさくらと対立しつつも想いを寄せる李小狼へのフォロー
「大好きな人が幸せでいてくれるのが幸せ」 という当初から変わってないスタンスを示してくれる子で、当時鴫野としてはとてもなんとも言えん、人ならざるものにみえてムッとしたものです。
自分と一緒にいて幸せになってるくれるなら 本当はそれがいいけど(意訳)なんていう少しの欲張りが、より人間らしく思える。「超越」ではなく、人らしい描写が好きでした。
コレは自分の価値観ですが、あまりに聖人すぎても推しじゃなくて信仰になりかねないので、どこか人間らしいというか、物語によって作られた正しさよりも触れて寄り添えて、どこかで生き続けるような「人の心」があって欲しいななんて。その方が安心できるし色々考えられるでしょ?
考え方や、一番の理想というか。これだけは…!って部分が一番強い方でした。
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はい。エから始まる推しの話おわりです。
オチの切り出し考えるのに2時間かかりました。よくもまあここまで書いたものです。
パーソナルとオタクは、言った通り切っても切れないものでこういう書き方になりました。言葉の限界です。このブログは読みものとして成り立たせてないです。面白くありません。
* 鴫野というオタクは厳しくても人を考えられたり、性別に不安を持たなくていい何かに後押しされているということ。
が書きたかったのです。
三人に共通するのは、カッコよさです。美しさとも換言できるでしょう。もちろんメチャかわ美人で好きなのもあります。文字や絵がロクにかけなくて、何もない自分が少しでも足掻くために。彼女らの素敵さに涙したり、少しでも恥ずかしくないように生きてみたり、「何考えてるかわからない」けど、とても面倒なK7me_の早口になる部分でした。
絵師様のいう「誰かの推しになりたい!」とは違うのですが、周りの凄い人達にふさわしい考えや表現ができるようになりたいね。
以上ですおしまい
なにかあったらリプでも箱でもどうぞ!
K7me_